リズと青い鳥を見ました


いくら劇場版クオリティったって普通ただ喋ってるシーンなら口パクだけになるじゃないですか?
必ずそれ以外に細かい所作なり背景に動き付くなり90分間画面が止まってないんですよ,FLASHアニメでもなくこなすんですよどうなってんですか
んで当然それらにも意味が込められてるので時間当たりの情報量が多くて多くて。
同時に大量に画面上に出す形の情報量じゃなくて、目で追えるように演出されたものが継続的に出続ける多さなので、多いけれど話の意味わからなかったってならないの良かったです。

話の方、100万回言われてるけどレズと青い鳥だった 劇中創作だのにリズって命名絶対意図的じゃんっっっ
希美先輩あんなグラビティガール突っついたり放置したりこの女ホンマ…って2期だけでも思うのに、実は導火線消せてなかったのがわかるとかコイツまじ…な口の悪い褒め言葉がとめどなく

ただラストだけ振り向いただけとは思えない表情のカットで終わるのがよくわからなかったんですが disjoint だからキスしたんだよって考察が一番納得できて。
パンフで普通に恋とか愛とか言ってるらしいですしね。
たまこまーけっとだって百合が主題じゃないのにガチレズ配置してたじゃんと今振り返ると。

1年前はユーリ鉄血ロンパ3で同性愛がメインじゃないアニメにごく自然に同性愛要素用いてるの時代っぽくていいことだよねとか言ってたくせにこれなので、
普段から百合百合言ってアニメ見てるくせに(せいで)こんだけ濃厚に演出してるアニメ見て一線越えるのだけは無いだろうって無意識にセーブ掛けた態度で臨んでたの、フィクションの消費であるにも関わらず規範意識に囚われすぎじゃないかって反省しました。
同じ画面で並んでたら百合、はもちろん意図して極論使ってるわけですが、(明言されない限り)絶対にガチではない(なぜならそう扱うことはキャラ/創作者に対して迷惑なことであるから)って学級会的態度ももはや時代にそぐわないんかなー、フィクション外の時流を踏まえてね。